本物の治療を間近で実際に共有できます。 KNERC(上賀茂リハビリテーション教育研修センター)で臨床見学に行ってきました。

9/7と少し前になるのですが、職場の先輩と一緒にKNERC(上賀茂リハビリテーション教育研修センター)に行ってきました。




KNERC(上賀茂リハビリテーション教育研修センター)





KNERCは、ボバース基礎講習会インストラクターの小野剛先生(作業療法士)が患者さんに無償でリハを提供されており、その治療の見学を有料で行わせて頂ける仕組みになっています。





臨床見学LiteとPlusの2種類になっていて、Plusであれば治療終了後に講義・実技指導もあるら良いです。




今回は僕たちはLiteで申し込んだので、治療の見学でした。



今回はその内容について書いていきます。

Liteでも見学だけではありません!

患者さんは2名来られて、午前・午後の2部練になっています。




最初は患者さんの紹介や、情報を提供してもらいその後姿勢コントロールや実際のADLにおける問題点などを教えて頂き、今日の治療方針などを聴かせて頂きます。





実際の評価でも、解説がありその場での質問にも答えて頂けます。




そして、実際に治療場面にも介入させて頂きました。




足関節における下腿三頭筋の促通を柔軟性の改善方法であったり、





Clook lying(片膝立ち背臥位)での臀部筋・内側ハムストリングス近位の促通法や




肩甲骨セッティングの方法などを実際に教えて頂くことができました。




また、治療における物品の使い方や一人の場面でのハンドリングの方法はとても臨床的で、この辺は3人・4人と治療に介入する講習会向けのデモンストレーションに比べ現実的で参考になりました。
(小野先生的にはやはり2人・3人といる方が治療しやすいわ~とおっしゃってましたが。笑)




あとは講習会の時と違い、本当に間近で治療が見れるので実際の操作方法や視点・声掛けの仕方など普段は気付かないところでのインストラクターの考え方も知ることができました。




この日の患者さんは2人とも上肢の運動麻痺が強い症例でしたが、最後の方は手指の随意性がかなり改善され、とても感動しました。




下肢・体幹から介入していって、最終的に上肢につなげていく。




言葉にするのはめっちゃ簡単ですが、ここまでの評価や治療ができるのは本当にすごい。




こんな作業療法士が世の中には居てるのか・・・と圧巻でした。






最後は質問を聴いてくださるので、思い切ってベーシック3週目の症例プレゼンの相談をしましたが、そこに関しても丁寧に教えて頂きました。




小野先生、本当にありがとうございます。


セラピストの勉強および患者さんが質の高いリハを受けるためのすべてが整っている



KNERC


KNERCのある上賀茂はとてもきれいでのどかな場所でした。



とても静かで患者さん、研修生、小野先生みんなが治療に集中して望めます。



インストラクターとこれほど近い距離で勉強できる環境は関西ではここしかないと思います。



長期研修生なども募集されているそうなので興味のある方はぜひ申し込みをしてみて下さい。



この日はMKボウルでプロの大会があってとても車も混んでいました。





ちなみに、MKボウルにはバイキングレストランがあり、60分550円とめっちゃくちゃ格安で沢山食べれます!





お昼御飯も楽しみなKNERCに皆さんもぜひ臨床見学に行ってみてはいかがでしょうか?





ボバース概念を学ぶ人はもちろん、学んでいない人でも行ってみる価値はあると思います。


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