セラピストの言葉遣いについて私が大切にしているたった1つのこと。



かなり前ですが、こんなアンケートをとりました。








この経緯としては若手のセラピストがとある患者さんの診療を見て欲しいという事でSVにはいりました。


その患者さんは気立ての良い女性の方で、軽度の右麻痺とブローカー性失語をお持ちの方でした。


診療を診ていて若手セラピストが


「次コレやるよー!わかるー?」



「そうやでー 上手くできたねー」



といった感じの言葉使いでした。


私のが率直に感じたのは、何故このセラピストは患者さんに対して小さい子どもをあやすような言葉使いでコミュニケーションを取っているんだ?ということ。



席を離す際は、
「ちょっと待ってて」


医学的な質問をされてわからないことは、
「うーん、なんでやろね?わからへんわ」



1番カチンときたのは、言葉が上手く出てこない時に声を出して笑っていたこと。



患者さん自身が、非常に明るい性格であったこともありますが親しき仲にも礼儀ありです。


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常識をもてよ。失語症の患者さんに対してのコミュニケーションとか勉強したやろ?と内心ずっと思ってました。


もちろん、診療そのものも評価や治療内容も目も当てれないようなお粗末さ。



このセラピストは仕事をする気が無いのか?と一瞬疑いました・・・



診療を上手く進めるために重要なものは「信頼」である


私自身は、診療中は9割以上は敬語を使用します。
(ついポロっとタメ口が出てしまう時もあるので100%とは言えません)



正直に言えば、12年目の時は半分半分くらいの割合でした。


その頃といえば、患者さんからクレームを受けたり、リハ拒否をされたりなど診療そのものが上手くいかない事が時々ありました。


そのころ、とある理学療法士の先輩(上司)から言われたのは


「若いセラピストがタメ口で話してもメリットなんかほとんどない!」





飲みの席でありましたが、内心ビクっとなりました。


目を覚ませ!と水ぶっかけられてる気分でした。


その後も話が続き、


「若い子は技術も知識も無いけど、先輩と同じ土俵で患者さんを見ないといけない。」



「そりゃ技術も知識もあれば自信を持って患者さんを診ることができる。」



「じゃあ、それを持ち合わせていない若手はどうしたらいい?誠意ある対応をするしかないやろ!タメ口のやつに誠意があるように見えるかって話や!




「それが癖付いたらもう戻れなくなる。逆に若い頃からちゃんとした言葉使いをしていれば知識も技術も、そして礼儀正しく誠意のあるセラピストになれるはずやからそれもメリットやなぁー」



それを聞いた時、僕は二度とタメ口は使わないと誓いました。


本当に信頼出来る人との飲みの席は、すごく勉強になりますね。


そういう意味でも信頼は大事です。



不思議なことに、タメ口を意識的にやめるようにしてからはすごく診療が上手くいくようになった事を覚えています。




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めちゃくちゃなクレーマーの人、怖ーいお仕事されている人、VIPクラスの人などめちゃくちゃ気を使ってしんどい人がたちでもある程度はラポール形成ができるようになったと思います。(たまたまかもしれませんが)



それと同時に、診療の知識や技術も高めるように勉強をしていたことも要因の1つかもしれません。



難しく考えずに、ひとまず丁寧な言葉使いをしてみよう!


若いセラピストや実習生に伝えたいのは、とにかく丁寧で相手を敬った立ち振舞いをして欲しいということです。



具体的に何をすればいいのか?


間違いないのはまずは言葉使いを丁寧に話す事だと思います。



立ち上がり練習をするときに


10回立ってみようか!」


この声かけを



10回、立ち座りをしてみましょう!」



くらいでまずはいいと思います。



立ってみようか!だと馴れ馴れしさを感じる人もいると思いますが、それを~してみましょう!と変えるだけでも印象は少し変わると思います。

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これを習慣付ければいいと思うんです。



無理くりかもしれませんが、人間は思考するとき言語化して考えます。



普段扱う言語を、少し丁寧にするだけで行動にも変化が出でくるはずです。



まずは少しだけ、相手の目線になって話し方を変えて見てください。



そうするだけで、実習や普段の臨床が私の経験上、上手く回り始めるはずです。



これって本当に簡単なことだと思いますが、案外難しいと思います。



セラピストの普段の会話を聞いていると、タメ口で会話していることが本当に多いです。
(スポーツ整形などの中高生は仕方ないですが)



最後にもう一度だけ。


普段の臨床で、タメ口にメリットはほとんど無いと思います!


自分への戒めを込めて。





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