理学療法士にとって試験や実習とは、知識や技術を身につけるために必要な通過点だ!


お久しぶりです。理学療法士Takaです。



実に久しぶりのブログ更新となりました。



以前からちょくちょく、書いていましたが・・・



ドイツ筋骨格医学会の認定試験を受けてきました!


結果は2週間後に発表で、私自身の結果は実技が爆死しました。泣


おそらく落ちたのでは・・・





ですが今回試験を受けて非常に良かったと思っているのは、


試験勉強を経て、これまで学んできた技術がより臨床に落とし込んで使用できるようになってきた!と非常に感じました。



試験というのは非常につらいもので、できればみんな避けて通りたいはず。


でも試験勉強を通じて得られるものが非常に多いと感じたので、少し学生時代のことも振り返りながらまとめていきたいと思います。


筆記試験は、自分の頭を整理できる良いきっかけになる

学生の頃の試験は筆記試験が多いと思います。





私自身は学校もよくサボっており、仲の良い友人のノートをコピーさせてもらってとりあえず一夜漬け(それも数時間のみ)で試験に臨んでました。



幸い留年や単位を落としたりなどの経験はありませんでしたが、それを続けてしまったが故か、臨床に出てからはあまりにも無知すぎて先輩や上司に叱責され、同期にはめちゃくちゃバカにされた経験があります。



そこからいろいろと勉強し、その内容は頭の中にしっかりと残っています。




それはなぜかといえば、身に着けた知識を何度も使用して強化学習が図られるためだと思います。

まんがで鍛える脳の強化書

加藤俊徳/たみ あさ出版 2015年10月
売り上げランキング : 17697
by ヨメレバ


学生時代の勉強は「テストに合格する」ことが目的だったので、そりゃなかなか身につきません。



ですが、学生時代に習ったような内容をリフレインするようなセミナーや講習会はたくさんありそこに数万円ものお金をつぎ込んだりする方もいます。



勉強しろ!といってもなかなか身につきませんが、学生の皆さんは先生の臨床の話とその知識がどうつながるのかはかならずメモっておいてください。



それが実習や臨床に出たとき、「あぁ・・・このことか!」と思うことが本当に多いです。



授業に出ていなかった私は実習で壁に当たってからは授業に出て、そう思ったので間違いないです。



今回のドイツ筋骨格医学の勉強は資格を得ることが最大の目的ですが、そこに加えて普段の臨床に役立つ知識が本当に多く、それを患者さんや周囲のスタッフにアウトプットし続けたためある程度身についたと思っています。




テストに受かるためではなく、そこで身に着けた知識をどんな形でもいいのでアウトプットすれば、学習の強化が起こってみについてくると思いますよ。


実技練習はしゃべり続けながら、知識をアウトプットしろ!

学生さんの検査や治療を見ていて私はよく


「今は何を考えてやっているの?」



とよく聞きます。




これはいじめではなく(笑)、純粋に何を考えているのか聞きたいのもあります。




しかし、こうやってアウトプットする機会を与えることで、話し手の知識の生理につながると思われます。



今回、私は実技試験の際に結構キツめの質問をぐいぐいされました。



でも話していると、「そういえばこれやってないな。」とかいろいろ思い出してきます。



アウトプットしている時に、その知識の裏付けを探るためにまた別の関連する知識を掘り起こそうとする作業を繰り返していると思いますが、これを言語化したり表記するものがクリニカルリーズニングだと思います!

ケースで学ぶ徒手理学療法クリニカルリーズニング

藤縄理/林寛 文光堂 2017年05月18日
売り上げランキング : 406615
by ヨメレバ


評価を行う間には、問診・視診・動作観察などを行っているはずです。



評価は、それまでの見解を確認するために行う作業でありそこから問題を判別していきます。



この作業が行われていないと、良い理学療法は提供することはできません。



実技の試験も学校ではあると思いますが、その時はなぜその実技が行われるのかをしゃべり続けてアウトプットを行ってください!


それによって、知識と実技がつながってくるはずですので。



実習は自分の考えをアウトプットする試練の場?

臨床実習は本当につらいことが多いです。


中にはいじめみたいなものもあります。



ですが、熱心なセラピストも多くその場合はついつい学生さんに厳しくなる時もあります。



最も指導する側からみて、もやもやするのは調べずにすべて聞いてくる人や、「わかりません」ばかりいう人です。



どこまで知っているのか、どこまで調べたのかがわからないとこちらはどこから何を伝えればいいのかわからないのです。



「ここまで調べて、ここまでわかりましたが、それ以上はわかりませんでした」





こういってくれると、怒られたりするかもしれませんが(私は怒りませんよ)、少なくとも何も言わないよりはましだと思います。




そして、こう言ってもらえると指導する側からすれば何から伝えればいいのかわかるので非常に助かります。笑




アウトプットする事で、身を守れることもあるので積極的に知識を出して言ってください。



私もドイツ筋骨格医学のテストではめちゃくちゃ話しをすることで、インストラクターからの厳しい質問を、少しは回避できたかと思ってます。



実質、テストは全然できませんでしたが学生時代以来の緊張感で、すごく良い経験になったと思っています。




やっぱりたまには自分に負荷をかけないと成長もできないのかな?とか思います。




まとめ:試験ら勉強を通じて目的を達成するための通過点だ!


同じ立場の人であっても勉強する目的は違います。



ですが、学生時代には試験は必ずあります(定期試験、国家試験・・・)



勉強は学生時代は本当につらいものですが、臨床の現場に出ると自分の無知や実力不足、コミュニケーションスキルの欠如などで、もっとつらい思いをすることになります。



それを少しでも防ぐためには、試験勉強という課題をうまく利用して自分にとって身になる知識と技術を身に着けるべきではないでしょうか?



私は今年で臨床8年目ですが、まだまだ勉強したいという知識欲があります。



この知識欲を満たすためにはそれを実現するための時間と、環境が必要になってきます。



職場環境が劣悪だったりするなら、より自分に見合った職場選びが必要になってくるのでは無いでしょうか?



就職活動中の皆さん、ぜひとも良い環境で、知識と技術を経験とミックスして患者さんに還元していってくださいね!




クリックすると、ランキング投票になります。
よろしくお願いします!

にほんブログ村 病気ブログ 理学療法士・作業療法士へ
にほんブログ村

こちらももしよろしければ・・・


理学療法 ブログランキングへ

0 件のコメント :

コメントを投稿



LINE@やってます!
ブログの更新情報・セミナー情報など配信します!
友だち追加