理学療法の勉強会や講習会の選び方について、まじめに考えてみた。

昨今の時代、理学療法士や作業療法士のお給料は下がり続けてると言われています。





その理由として、個人的には毎年何千人もの新人理学療法士が生まれてきて、平均給与を下げていると思っていますが、まっとうな理由としてはやはりリハビリ関連の診療報酬マイナス改定が続いているからだと思われます。





そのマイナス改定の理由としては、やはり療法士全体の質の低下が原因だと考えられています。






質の低下が叫ばれていて、この業界はお先真っ暗・・・





となれば、勉強しないと!生き残れる療法士になるぞ!





って普通の人なら多分なると思います。





それを見越して院内研修がしっかりしている、ある治療概念の講師やインストラクターが在籍している施設や病院に就職を考えてする人が多いと思います。






ですが、もっと先に行きたい!あるいは、他の人より診療がうまくいかないとか考える人がどうするか?







勉強会や講習会、セミナーなどの参加。












これが一番betterな選択肢の1つになってくると思います。







この勉強会には私も多く参加しました。







これはイイ!と思うものや、








なんでこんなん来たんや・・金と時間返せ!









というものまでいろいろありました。








今日は勉強会やセミナーの選び方について語りたいと思います。





何故勉強会やセミナーに行くのか?

こういったものに参加するには、そこに至るまでの理由があると思います。





僕はセミナーに参加する理由は大きく3つあります。


①臨床でぶち当たった問題を解決するため




②自身の治療概念に則しており、それに取り入れたいため。




③自分が描く未来像に必要な資格を取るため。




①に関しては、これは多くの人が当てはまるのではないでしょうか?





ですがこの場合、安易に参加することは一度踏みとどまるべきだと思います。







先に文献や書籍で調べたか?







周りにいる先輩や上司に相談したか?









それでも解決しないのなら初めて検討することになります。








ただ、書籍や文献などの視覚記憶が苦手で、聞いた話を覚えるのが得意な聴覚記憶優位な方もいらっしゃると思います。







僕はまさにソレでした。







が、いつも文献や書籍は調べていました。







事前にある程度自己学習しておけばより理解も深まり充実した講習会になると思います。







②はある程度自分の軸みたいなものが臨床を行っていると定まってくるかと思います。






良くも悪くも、知識や技術が狭く深くなってくる。








でもやはりそれだけで対応できる程臨床は甘くない。







だからこそ、より幅を広げるために自身が共感できるような治療概念は積極的に取り入れるべきです。







軸が定まっていない方は、とにかく興味があることを勉強しまくって下さい。






必ず、これは勉強し続けよう!ってのが見つかるハズです。







③は、私だけかもしれませんが自分がどれくらい勉強し実力があるのかを証明できるものが欲しいと思っています。






ですが、あくまで②の延長線上に存在している目的です。







私はPNF、ボバース、SJF、ドイツ徒手医学を実際に職場の方から指導して頂く機会があり、そこから興味を持ち勉強を始めました。








今後転職する際や、外部へ何かを発信する時に何か実力を示すものがあってもいいのではないかと考え現在はSJFとボバースの基礎講習会に参加しました。







やはり自分が勉強したことが何か形になれば今後も勉強し続けるモチベーションにつながりますし、ブラッシュアップし続けないと・・とも思えます。




セミナーの選び方は?

「肩の痛みは99.8%〇〇が原因だった!」





「10分で満足してもらう誰でも習得できるテクニック教えます!」








上記のような見出しの講習会をよく見かけますがはっきり言ってオススメしません。






臨床はこれやればOK!みたいに簡単ではないからです。






そのセミナーの場で効果があったからって患者さんに本当に適応しますか?







僕も一度この手のヤツに参加しましたが、それを患者さんに当てはめることが非常に難しいです。








使えない可能性があるものに1日1万円以上使えますか?





あとはセミナーの講師はどんな人か?






何にも実績のない人が、とんでもない金額を取ってやってることもあります。






どんな実績があって、本当に今知りたい事を教えてくれる人なのか?








事前に調べることをオススメします。








ちなみに僕の独自基準はコチラ。





1時間あたりの費用が2000円以下の金額であること




ある程度実績のある人(学会発表や資格、これまでの経歴を見る)が講師なのか





割とオススメは、地域の士会などで特別講演とかで著名な方の講演をタダや格安で受けれたりします。







やっぱりあんだけ高いお金払ってるんやから、それくらいは仕事してもらわないとね。笑


そういうのに参加してると知らん間に認定療法士のポイントとかも溜まるからイイですよ。笑


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