これで理学療法士の国会議員は、
小川かつみ(自民党)
山口かずゆき(日本を元気にする会)
のお二人になりました。
理学療法士が、国会議員になることにはどのようなメリットがあるのか。
個人的な考えを書いていきます。
リハビリテーション関連職の意見を国に訴えかける事ができる
理学療法士の業務独占や開業権など、各協会はそれぞれ地位向上のために日々動いているかと思います。
しかし現状は看護師や柔整、鍼灸師などが講習を受けることで運動器リハの点数が加算できるようになるなど、地位は脅かされています。
そしてリハビリテーションの保険点数は下がる一方です。
そこで各協会が国へ訴えかけようとしても、外野で騒いでいるだけ・・くらいにしかならないと思います。
(リハビリテーション関連職は歴史は浅く、他のコメディカルよりも権力がないと言われています。)
ですが、そのような訴えを国の議会などで直接言って頂くことができるのであれば少なくとも声は届くはずです。
今後の職域拡大のためにもお二人には頑張って頂きたいと思います。
国の方針や考えなど、情報をいち早く収集できる
昨今は医療保険は高齢者の増加に伴い、かなり国家予算を圧迫していると言われています。また、その受け皿として介護保険の方にシフトしていくように国は考えていますがそれもいつまで持つかわかりません。
今は地域包括ケアの考えから、地域の皆で助け合いましょうと言ってさらに費用を削減しようとしています。
今後もこうした改革は続いていくのは間違いないと思います。
そうした国の動きをいち早く察知するためにも、療法士の国会議員がいれば最新の情報が手に入りやすいと思います。
最新の情報があればそれに対しての対策も打ちやすいはずです。
今後も保険点数の範疇で働く療法士にとっては、その対策次第で仕事が大きくかわってくるはずです。
間違えても、介護福祉士やヘルパーの援助と療法士の治療を同じにしてはいけないはずです。
(お互い困ります。)
今思いつくのはこれくらいです。
基本的には保険点数領域の仕事をしている以上、僕達の治療と国との関わりはさけられません。
だからこそ国にしっかり意見を言えて、国からの要望をすぐに反映できる国会議員療法士は僕は必要な存在だと思います。
今後も小川かつみ氏、山口かずゆき氏を応援したいと思います。
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