ですが、評価を行う上で大切なのは何か?
それは知識です。
的確な検査測定方法、素晴らしい治療技術を持っていても。
知識があれば、1つの評価の際、視点や思考を他の人よりもより広く深く考えることができると思います。
より個人に合わせた治療を提供するためには、解剖学・生理学・運動学が重要になってきます。
それを踏まえた上で、よりベターな評価や治療を提供するためにはエビデンスを知る必要があると思います。
今回はエビデンスに基づいた理学療法(EBPT)、そして基礎医学の知識を学ぶ事ができるサイトを紹介します。
日本理学療法学会 診療ガイドライン
日本理学療法士協会が国内外の文献をもとにして作成したデータベースです。
大腿骨頚部骨折や脳卒中の他にも、前十字靭帯損傷や徒手療法のエビデンスなど幅広く記載されており、症例の治療に迷った時には一度見てみても損はないと思います。
POST PT・OT・STのためのエビデンス辞典
POSTと言われる著名な理学療法士のインタビュー生地などを掲載しているサイトです。
その一部で、POS合わせたエビデンスを記載してくれています。
診療ガイドラインに比べると少し内容が薄い気もしますが、それでも十分役立ちます。
またガイドラインは2011年作成なので、それよりも新しい情報を手に入れる時に役立つかもしれません。
MEDLEYニュース
臨床の何気ない疑問などをニュース記事にしてまとめてくれています。
1つの疑問に対して1つの文献を用いて説明してくれており、より深く知識を学ぶ際には役立つかと思います。
キネティコス
他とは違い、動画を用いて実際の評価や治療を学ぶ事ができます。
会員登録が必要で、無料会員になれば1カ月に5本の動画を視聴する事ができます。
動画を見ることで、より臨床に直結して学べると思われます。
生理学研究所
日本の生理学の精鋭たちが発表したデータベースを覗くことができます。
脳の生理学や、リハビリテーション全般に関わる貴重な最新の情報を知ることが出来るので、非常に重宝しております。
これからも日本の研究が世界のトップを走り続ける事を応援します!笑
脳の世界
中部学院大学の三上教授が運営しているサイトです。
感覚や運動の成り立ちなどを詳しく書いてくれており、脳の生理学を学ぶ事ができます。
人がどのような仕組みで運動を行うのかを考えるきっかけになると思います。
根拠に基づく脳卒中リハビリテーションのレビュー
畿央大学が運営しているエビデンスに沿った脳卒中リハビリテーションをまとめてくれています。
何故早期離床していくのか?
何故下肢装具を用いて歩行練習を行うのか?
その理由がこれを見るとわかる気がします。
今回はエビデンスに沿った理学療法を中心に紹介しました。
僕自身は理学療法士になって最初の頃は、とにかくEBPTを実践しなさい!
可動域や筋力はADL練習をすれば勝手についてくるんや!と指導を受けました。
でもこれって一歩間違えると何にも考えないでただただ運動させてるだけじゃないですか?
理学療法でも作業療法でもなんでもない。
ボバースやら、PNFや、SJFや、ドイツ徒手医学や、EBPTやらいろいろありますが患者さんのにあったものを提供するべきです。
強要は患者さんのベストな治療をうける権利を奪うことになりませんか?
セラピストは1つのことに絶対固執するべきではないです。
関わる患者さんの全てのことを勉強しないといけません。
大変ですが、やりがいありますよね〜。
やっぱりこの仕事が大好きです。笑
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